当店の自然薯(山芋)栽培について
 茶園管理の合間を縫って栽培を始め30年になります。
 その間試行錯誤の繰り返しでした。
 品種の選抜、土壌の改善等あれこれ失敗を成功に継ぎ、ようやく皆様に安心しておいしくお召し上がりいただけるまでの自然薯ができました。
 天然に自生しているものとなんら変わりないほどになりましたので、ぜひ一度ご賞味ください。
 出荷の時期も11、12月が最盛期となりますので、ご贈答用としてもご利用ください。
 最高の贈り物となるはずです。

自然薯(山芋)に含まれる成分と効能
 自然薯は昔から日本の山野に自生していたもので、長芋、大和芋などとは違い日本原産の山芋です。
 自然薯に含まれる消化酵素のアミラーゼは消化を助け栄養の吸収を良くします。
 また、ビタミンB1には疲労回復効果があり、DHEAは滋養強精、コンドロイチンには老化防止などの効果があります。
 その他に日常生活で不足しやすい鉄分、ミネラルなども多く含んでいます。
 漢方薬としても使用され、すぐれた健康効果が期待できます。


自然薯の料理法
とろろ汁<4人前>
  材料 自然薯400g、卵1個、しょうゆ 大さじ1杯半、みそ(甘口)100g、だし適宜、麦飯、薬味(青ねぎ、青のり)
  1. 自然薯を火であぶりヒゲ根を燃やし、よく洗う。
  2. 皮ごとおろし金でおろし、2〜3分すり鉢ですり、しょうゆを加える。
    しょうゆがなじんだら、溶き卵を入れ、日本酒でかくし味をし、よくすり込んでおく。
  3. 鯖だしで、味噌汁を作り2に少しずつ加えながら溶きのばす。
  4. 30%ほど麦を混ぜて炊いた麦飯に3のとろろ汁をかけ、お好みにより、青ねぎや青のりをちらして出来上がり。
山かけ 山かけそば
  1. とろろ汁の2までと同じ手順でとろろをする。
  2. 小鉢に箸でアメをからめるように1をとる。
  3. まぐろをのりで巻き角切りにしてのせ、わさび醤油で食べる。
    魚の代りに卵黄を入れると月見になる。
  1. そばを差し水2回でゆでて水洗いし、水を切る。
  2. そばつゆを作る。(ソーダ鰹+サバの削り節、みりん、砂糖、醤油等でつくる)
  3. そばをあたためてそばつゆをかけ、上にとろろ汁の2までのものをのせ、薬味にねぎ、のりをかける。
煮ころがし 切りとろ
  1. 山芋を適当に切る。
  2. かつお節のだしをひたひたに加える。
  3. 砂糖、みりん、塩で味を付け、しょうゆ少々を色づく程度加える。
  4. 15分ぐらい弱火で煮つめる。
  1. 山芋を5〜6cm長さの拍子木に切る。
  2. 8〜10本をまとめ、しその葉を内側に、のりを外側にして巻く。
    または、短冊に切り、粉のりをかける。
    ともにわさびじょうゆで食べる。

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